ナザレ3日目の朝

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窓の外でおじいさんが二人で話してると思ったら、三人、四人と増え
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七人に。
まるで猫の集会のよう。
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ホテルから見えるフニクラ乗り場がアンドレアとの待ち合わせ場所。
人の顔を覚えられない私は既にアンドレアの顔がわからなかったけど、一人しかいなかったからすぐわかった。
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あっという間に丘の上に着いた。
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海岸を見下ろせる。
上に着いてわかったんだけど、観光地っぽいところはこっちだった。
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ナザレの教会。
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ポルトガルの教会はタイルがきれい。
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小さな教会だけど豪華。
アンドレアはサンジャックの道を以前制覇したと言ってた割にはそんなに信仰心があるわけではなさそうで、イギリスの教会は地味だから興味がないそう。
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お祈りをするおばあさん達。
ナザレのおばあさんは未亡人になると全身黒い服を着るそう。
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なにか相談中…?
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岬まで歩く。インジュンの話だとあっという間に着くと言ってたけど、アンドレアは私有地かもしれない道無き道を進む。
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草木が乾燥した感じ。
私は途中の道で足を滑らせ、膝を負傷。
結局すり傷だったんだけど、最初は歩けなくなりビザの旅行保険が頭によぎった。
怪我なんて何年もしてなかったけど、怪我したので旅行保険とバンドエイドはほんとに大事。
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岬には小さな建物があった。
この塀がめちゃめちゃ低いのに風が強くて吹き飛ばされそうで怖い。
なのに赤ちゃんを抱いた人が塀の上に座るので驚く。
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岬の右側は実はサーファーの聖地。
30mの波を記録した事があり、ギネスに載ってるんだそう。
この日はそんな波ではないけど。
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プロサーファーのサーフボードが展示してあった。
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波に乗りながらバイオリンを演奏?したそう。
これらの展示、ファンが見たら感涙モノなんだろうか。
アンドレアはサーファーというのはなんの話をしててもすぐサーフィンの話になってしまう。と苦々しく言ってた。

つづく


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クロエの記事をアップしたら、ポルトガルの記事には全然アクセスがないのに今日は3倍くらいアクセスがあり、パリブランドには勝てないのか。と少し悲しい…。
また、みんな大好きハイブランド情報を数日中にアップします。

さて、ナザレの記事に戻る。
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ヨーロッパ最西端の国ポルトガルで夕日を見てやろうじゃないか。と1人ホテルの隣のカフェへ。
席についてしばらくすると韓国人の女の子が隣の隣の席に着いた。
この子も夕陽を見に来たのかな。と思っていたら、韓国人の女の子に親しげに声をかけた白人女性が、私もコーヒー飲んでく。と韓国人女性の隣に座り、2人で話し始めた。
知り合いなんだな。位に思ってたら、その白人女性がこの人は友達?と私のことを聞いてて、韓国人女性が違う。と答えたら、白人女性が私にどこから来たの?と聞いて来た。少し話してまた、夕陽を見てたんだけど、どうやら私も会話に入れてくれるようなので3人で話した。
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韓国人女性はインジュンという、大学を休学してスペイン、ポルトガル、これから南米を旅するバックパッカーの女の子だった。
そして白人女性はアンドレアという一年の半分位働いて、一年の半分旅する筋金入りの年配のイギリス人バックパッカーだった。
2人はおなじゲストハウスに泊まってて、おなじ経路を辿るからポルトでも一緒で顔見知りだった。
韓国は英語の発音教育に力を入れてるのかな。と思うのが、韓国人のクラスメイトってわりといて、フランス語は訛りがあるし、レベルもどっこいどっこいなのに、みんな英語の発音が綺麗で堪能。
インジュンもきれいな発音だった。
アンドレアは世界各地で英語の先生をしてて、フランス語も旅行会話程度はわかるので、3人で英語で話した。
私の英語は中学生レベルだけど。
インジュンは長旅で韓国料理が恋しくなってた。
アンドレアはフィッシュアンドチップスはソウルフードではなく、インドカレーがソウルフードだと言っていた。
アンドレアはヤマハのピアノ教室の終わりの歌を知っていて、さよならーさよならー(これで今日はお別れしまーしょ。さよならーさよならー)と歌った。

そんなに世界各地を旅してるならどこが一番良かったか聞いたら故郷マンチェスターだそう。
しかし、サッカー以外は観光がないらしい。
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1時間程喋ってたら日が暮れてしまった。
インジュンは翌日、別の街に旅立つそう。
アンドレアに岬に行くなら一緒に行こう。と誘われて、翌日丘の上の岬に一緒に行く事に。

旅先でこういうのは面白いな。と思いながら、ホテルに戻り、明日はアンドレアも一緒に行く事になったよ。と家主に言ったら、まぁ嫌な顔をする。
そんな知らない人大丈夫か。と。
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 ホテルの向かいのレストランへ。
この日の晩ご飯はタラとイカの串焼き。
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少なめだったのでデザートも。
コーヒーのケーキとフランスでイルフロッタンと呼ばれるメレンゲのお菓子を食べた。
飲み物を合わせても40ユーロいかなかった。
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すごく巨大な月。

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ナザレの田舎の記事の合間に高級ブランドの話をひとつ。
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今朝、8区にある高級ブランド、クロエの建物を訪ねた。
明日までここでギイ・ブルダンという写真家の展覧会をやっている。
完全予約制で2ヶ月も前に予約した。
15分前に着いたら一番乗りでとてもいい匂いのする待ち合い室で他の観覧者を待つ。
2分前になり、年配者が3人、時間を1分程過ぎたところに同じくらいの歳の女子が1人現れた。
すごくスリムなクロエの社員が現れ5人で出発。

まず2階では、最初にクロエの洋服が並ぶ部屋に案内されて、クロエの歴史を説明。
それまではオートクチュールしかなくて、クロエが初めてプレタポルテを始めたとは全く知らなかった。
そもそも、クロエさんのブランドだと思ってたら、ギャビーさんが始めたもので、カール・ラガーフェルドが2度デザイナーに就任してたのか。
こんなとこに来た割には全くクロエに興味がなかった。
街でクロエのバッグ持ってる子みたら、あ、クロエのバッグ位の知識。

しかし、こんなにブランドが続くとは思っていなかったし、作品をちゃんと取ってなくて、クロエの会社にも全部作品がなく古着屋とかネットとかで買い戻したりしてるらしい。

3階はギイ・ブルダンの手掛けたヴォーグの本誌が並んでいた。
もちろん衣装はクロエ。
当時の雑誌とギイ・ブルダンの作った版下が並んでいた。
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この当時は服が広告ではなかったそうで、現在の様に服のディテールがちゃんと見える様に撮影するとかそういう制約に囚われてなかったそう。
衣装としての役割だったそう。
キャプションも衣装クレジットだけじゃなく、一言ユニークなことが書いてあったそう。
写真の上半分を丸くトリミングしたレイアウトだったり、靴を履いた脚だけ右ページに来るようなレイアウトとか本人が版下を作ってた。
撮影する前に綿密なラフも描いてたそうだけど、そのラフは残念ながら見れなかった。
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4、5階だったと思うんだけどそこは大きく印刷された写真とその撮影に使われた衣装が並んでいた。
1枚目の写真を見てもらうとわかるけど、トリミングをする時に大きく体の一部が欠けてる写真が多いそう。
あとは左右対称だったり、フラッシュで光を沢山当ててるのが特徴だそう。
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正直、このクロエオタクの社員さんがいなかったら、ここまで面白いと思わなかっただろうな。と思うマニアックな話が多かった。
結局、他の人々も外国人で1人をのぞき、同年代の女子は多分ロシア人で、年配のご夫婦はフランス人だけど、オリジナルはトルコで訛りがあったので途中で国籍を変えたのだと思う。
ベリーショートの白髪にあわせた色のメガネに大きなプチプチで出来たバッグを持ったおしゃれなマダムだった。
みんな、何かしらのプロのようで雑誌のことや縫製の事にも詳しく、マニアックな話で楽しかった。
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支援者がついていて、締め切りがなく、ロケハンも好きなようにできるという夢のような世界だったそう。
こういったポラロイドを撮影したりと実験的なこともしたみたい。(現在では珍しくないけど)
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1時間30分にも渡り、ほんとに面白かった。

ここでひとつお知らせ。
この展覧会は明日までで完全予約制だけど、随分前に予約しなければならないため、結局来ない人が結構いるそう。
明日11:30から19:00(最終回)で開催されていて飛び込みでお願いしたら空きがあれば観られるそうです。細かい時間は下の画像に。
(パリ在住の人がこのブログを見てるかは知らないけど。)
maison chloe
28 rue de la baume paris 75008
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ちなみにこんなに濃い内容で無料!
クロエなんて全く縁のない私も無料!

次回は未定だけど、また来年の夏に何かしら展覧会をやると思うとのことだったので、クロエのファンやファッション好きな人はこまめにサイトをチェックしてみてください。
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ミーハーっぽいからどうしようか悩んで結局買ったファースト・クロエ。
ちゃんとロゴ入りで、なんと8ユーロ! 

ああ!ほんとに楽しかった!

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波打際で過ごしたあと、海岸のスタンドでジンジーニャを飲む。
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大好物のさくらんぼのリキュール。
チョコレートのカップで飲む。
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おばあさん発見!
おばあさんは旅行者に部屋貸しをしていて看板を持って立っている。
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家主と一緒に散歩するも、また疲れたというので部屋に戻る。
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ベランダからの眺めがいいからホテルにいるのも楽しい。
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足をプラプラさせながら話してる老人グループ。

このあと面白い出来事があった。
つづく

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ひとりでナザレの街をウロウロした。
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人がいない。
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あ!おばあさん発見!
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ここにも!
おばあさん達はウインドウショッピングが好きみたいで店頭の商品を眺めてるおばあさんに結構遭遇した。
そんなに商品変わらないだろうにずっと欲しいものでもあるのかな。
宝飾店が意外と多かったのはおばあさん達が買うからだろうか。
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お菓子屋さんで相変わらずのコロッケ。
このお菓子はクレームディアボロというらしい。
卵のクリームが入ってた。
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おいしそうなお菓子の中にまたもポルトガルクオリティのクマ。
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サンドイッチを家主に買っていき、浜辺で食べた。
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ナザレという名の街で海に向かって歩いてゆくシスター。
なんだかとても幻想的な風景だった。

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